50thの継承劇
50thの継承劇
50thの継承劇

D'

50thの継承劇

1970年にスタートしたメンズブランドD'URBAN-ダーバン-
2020年に50周年を迎えました。

D'URBANの50周年の
コンセプトは「継承」。
日常の中にも、昔から脈々と
継承されていることはたくさんあります。
日常にあふれる
「継承」されていることに、
ちょっとした疑問を持ってみる。
そんな「継承」をテーマした即興劇を、
俳優、吉田鋼太郎と藤原竜也の
2人が演じます。

50thの継承劇

50thの継承劇
会計
会計
職種
職種
電話
電話
断崖
断崖
師匠
師匠
名刺
名刺
空港
空港
取調
取調
運転
運転
太陽は動かない
太陽は動かない
CM
CM
CM
会計
職種
電話
断崖
師匠
名刺
空港
取調
運転
太陽は動かない

D'

D'

50thの継承劇

STYLE

Kotaro Yoshida

SUITS※
8000201531-39 ¥159,000
(パーソナルオーダーにより価格変動します)
SHIRT
1600221232-90 ¥21,000
TIE
1600280303-39 ¥18,000
CHIEF
1600286202-38 ¥6,000

ダーバンのマスターピースファブリックをダブルブレストで大人の着こなし。

Tatsuya Fujiwara

SUITS
1100200035-96 ¥100,000
SHIRT
1600221202-90 ¥15,000
TIE
1600280106-96 ¥16,000
CHIEF
1600286201-92 ¥6,000

新たに始まるダーバンスタンダード。エレガントさと機能性を融合させたNEWネクストスーツ。

50thの継承劇

Kotaro Yoshida

SUITS※
8000205622-98 ¥153,000
(パーソナルオーダーにより価格変動します)
SHIRT
1600221202-90 ¥15,000
TIE
1600280507-35 ¥16,000
CHIEF
sample

古き良きテイストにモダンさを取り入れたこだわりのスタイル。

50thの継承劇

Tatsuya Fujiwara

JACKET
1410206503-99 ¥45,000
SHIRT
1600221202-90 ¥15,000
TIE
1600280511-37 ¥18,000
SLACKS
1410245003-99 ¥18,000
CHIEF
1600286201-39 ¥6,000

ハードなビジネスシーンに向けたNEWアクティブセットアップスーツ「RED LABEL」。

50thの継承劇
50thの継承劇

Kotaro Yoshida

JACKET
1100204233-84 ¥110,000
SHIRT
1600221624-90 ¥19,000
TIE
1600280132-93 ¥16,000
SLACKS
1100243202-97 ¥28,000
CHIEF
1600286201-92 ¥6,000

定番のコーディネートに鮮やかなソラーロジャケットを羽織るだけで気分も晴れやかに。

50thの継承劇
50thの継承劇

Tatsuya Fujiwara

SUIT
1100200239-87 ¥130,000
SHIRT
1600221202-90 ¥15,000
TIE
1600280509-78 ¥16,000
CHIEF
1600286203-76 ¥6,000

ソラーロ特有の色彩が大人の色気を醸し出す。

50thの継承劇
50thの継承劇

Kotaro Yoshida

JACKET
1100204319-82 ¥65,000
SHIRT
1600221624-90 ¥19,000
VEST
1100217024-88 ¥30,000
SLACKS
1600240020-87 ¥29,000
CHIEF
1600286224-88 ¥6,000

無地のコーディネートに気の利いたプリント柄ベストで華やかさをプラス。

50thの継承劇
50thの継承劇

Tatsuya Fujiwara

JACKET
1600207005-46 ¥60,000
VEST
1600217005-46 ¥23,000
KNIT
1600264009-91 ¥16,000
PANTS
1600240005-46 ¥29,000

3ピーススタイルながらクルーネックニットを合わせて抜け感を演出。

50thの継承劇

Kotaro Yoshida

JACKET
1100206167-33 ¥55,000
KNIT
1600264009-91 ¥16,000
SLACKS
1100245267-33 ¥26,000

明るめのカラーのコーディネートでさわやかな大人のリラックスビジネススタイルへ。

50thの継承劇

Tatsuya Fujiwara

JACKET
1600207007-39 ¥45,000
KNIT
1600262006-38 ¥23,000
SLACKS
1600240007-39 ¥26,000

ニットポロをインナーに合わせ、リラックス感のあるセットアップスタイル。

other side 『継承』ストーリー Special Contents

西野 朗西野 朗
遠藤 保仁遠藤 保仁
中村 憲剛中村 憲剛
西野朗

誇りを継承する者、誇りを継承するスーツ 西野朗誇りを継承する者、誇りを継承するスーツ 西野朗

サッカー指導者として、海を渡った日本人、西野朗。
常に誇りを背負って戦ってきた男は、いま何を見据えているのだろうか。
「ダーバン」のスーツをエレガントに着こなす西野に、
チームづくり、人生哲学、そしてファッションについて聞いた。

「Forbes JAPAN Web」2019.11.29 配信記事より転載
Promoted by レナウン / text by Masahiro Kogure
/ photographs by Masahiro Miki
/ fashion direction by Hiroshi Morioka
/ edit by Yasumasa Akashi

高校、大学、実業団と、サッカー選手としても活躍し、1990年に現役を引退したあとは、Jリーグや代表チームなどで指揮を執るという華々しいキャリアを歩み続ける西野朗。今年から活躍の場を海外に拡げ、欧州などで大活躍するサッカー選手たち同様の道を歩む国際的な人だ。

「サッカーをやっている者にとって、いまやJリーグに入ることだけが最終目的ではありません。Jリーガーを経て、代表チームに入る。あるいはヨーロッパなど外国のチームに移籍する。そうした多彩なステージで活躍することも選手たちの(遠くない)目標になっていると思います。指揮官として、そこまでの目標をもってサッカーをやっていかなければいけないと選手たちにも常に促すようにしています。さらに言えば、私たち指揮官も、日本だけでなく海外へ挑戦する目標をもってやっていくべきだろうと思います。そういうなかで、プロとして、自分のためだけのサッカーではなく、何かを背負っていくという『誇り』や『プライド』が生まれていくのだと思いますし、それがプレイや指揮にも反映されるのではないでしょうか」

指揮官として西野が理想とするのは、ゴールをたくさん量産して、ファンやサポーターと喜び合うようなスペクタクルなサッカーだ。「それはどの監督でも考えることかもしれませんが」と前置きしたうえで、自分たちでボールをコントロールし、ずっと攻撃を続けるサッカーを西野は目指している。

しかしその理想を実現することは容易ではない。選手を自由に集められることは少なく、クラブチームの場合はその選択の幅はさらに限られる。ポテンシャル的に自分の理想とする選手が実際にいなければ目論みは絵に描いた餅だ。

西野朗

「自分の哲学やチームに脈々と受け継がれてきた伝統、サッカーに対するコンセプトをチームのメンバーに落とし込んでいく。その作業は一朝一夕にはできません。選手たちにもこういう状況ならばこういうこともできると常に多くの選択肢を与え、さまざまな挑戦をさせることも必要です。それに多くの選手を同じ方向に向かわせなければいい試合はできません。チーム戦術を理解していない選手や半信半疑でプレイしている選手がいたら、とても試合には勝てません。どのようなサッカースタイルを目指していくかということをみんなで共有できるようなチームづくりが大事でしょう。ある意味、采配というのは明確なメッセージを選手に、チーム全体に、伝えていくことだと思いますね」

指揮官としてグラウンドに立つとき、西野は席に座ったまま指揮をするタイプではない。グラウンドのすぐ近くに立って、選手たちに指示を出していく。サッカーの場合、試合がひとたび始まってしまうと戦況は刻々と変わっていく。

必要に応じてブレイクが入るバレーボールなどのスポーツと違って、コーチや選手たちとコミュニケーションを取る暇もなく、指揮官も選手も即断即決を求められる場合が少なくない。だからこそ常日ごろから指揮官の思い描くサッカースタイルを選手たちに継承していくことが重要だ。

サッカーの場合、スタジアムでは指揮官はスーツ姿で指揮を執ることが多いが、現在、日本を離れてアジアで活躍する西野が愛用するのは「ダーバン」のスーツだ。

西野朗

「このダーバンのスーツを着て以来、4戦負けなしという成績です」とジャケットに袖を通し、ネクタイを締めながら笑って話す。

「国が暑いところなので、常にジャケットを着て、ネクタイを締めてというわけにはいかないのですが、やはりスーツを着て試合に臨むと、気持ちがとても落ち着きます。

しかもこのスーツは着心地が最高によく、自分の体形にもフィットしてくれます。チームを指揮するのにも絶好だと思いますよ。これは私の『勝負スーツ』です」

西野が愛用する「ダーバン」は、正統派のビジネススーツとして高い知名度を誇るブランド。誕生は70年。2020年には50周年の節目を迎える。デビュー以来、常に時代のニーズをいち早くとらえ、ビジネスパーソンのスタイルを提案し続けてきた。ブランドの根底に流れているのは、スーツづくりを「継承」していく姿勢だ。

「ダーバン」はブランドを立ち上げて以来、自社でのものづくりにこだわり、いまはそのすべてのスーツを「ダーバン宮崎ソーイング」というスーツファクトリーでつくっている。縫製や裁断、プレス仕上げから厳格な商品検査など、スーツづくりにおける職人的な技術を受け継ぎ、次世代人材を育成していくという「継承」を行ってきた。

加えて常に新しいことにも果敢に挑戦するのが「ダーバン」の特徴だ。高温多湿な日本の夏を快適に過ごすために開発された清涼スーツの「モンスーン」は、クールビズが定着する少し前から開発し、いまは夏の定番シリーズとなっている。

変化する時代をとらえ、新たな挑戦を続けることが、長年培った技術の「継承」にもつながると「ダーバン」では考えているからだ。

「サッカーに限らず、経験値というものは後々、必ず生きてくるもの。プレイも経験値によって変わると思います。国を背負って戦うことになれば、『誇り』や『プライド』をもってプレイしていかなければなりません。その重みや責任を背負っていくだけでなく、誰かに与えていく、伝えていく。あるいは何かに貢献しなければならないと考えるようになるものだと思います」

西野の言葉にはサッカーの伝統を受け継ぎ、未来へと歩もうとする強い信念が感じられる。それはスーツづくりを「継承」していく「ダーバン」の姿勢と重なって見える。

西野朗

にしの・あきら
1955年埼玉県生まれ。早稲田大学在学中に日本代表入り。78年に日立製作所へ入社。85年には8試合連続得点をあげベストイレブンに。J1リーグでの監督通算270勝は歴代1位。前サッカー日本代表監督。2019年7月にサッカータイ代表およびU-23代表監督に就任。

遠藤保仁

日本の誇りを継ぐ男、遠藤保仁とスーツ、その類似性 遠藤保仁日本の誇りを継ぐ男、遠藤保仁とスーツ、その類似性 遠藤保仁

2020年もJ1で現役選手を続ける「驚異の不惑」、遠藤保仁。
その輝かしい経歴は、サッカー通ならずとも知っているはずだ。
1月号の西野朗に続いて「ダーバン」のスーツを着こなした遠藤に、
走り続けるためのモチベーションや未来の日本代表について聞いた。

「Forbes JAPAN Web」2020.01.31 配信記事より転載
Promoted by ダーバン / text by Kiyoto Kuniryo
/ photographs by Shuji Goto /
fashion direction by Hiroshi Morioka
/ hair & make-up by Toyo / edit by Akio Takashiro

今年で誕生50周年を迎える「ダーバン」のスーツに身を包んだ遠藤保仁は、「僕より10歳も年上ですね」と微笑んだ。

1月28日で40歳になる。国際Aマッチ出場回数152(2019年12月時点)は日本サッカー界で歴代1位の金字塔だ。南アフリカW杯ではグループリーグ3試合と決勝トーナメント1試合のすべてにスタメンで出場し、4試合トータルの走行距離47.02kmはチームトップの記録だった。

しかしながら、遠藤のストロングポイントの極みは運動量ではない。その類まれなるインテリジェンスにある。

辛口で知られるイビチャ・オシム元日本代表監督までもが「彼がいれば、監督は必要ない」と評し、誉め称えている。遠藤ならではの落ち着いた物腰、広い視野、状況判断力、戦術眼などは第一線のビジネスエリートもうらやむものだ。

「頭の回転では誰にも負けません。試合中、『この選手は上手だけれども賢くないな』というのは5分くらいプレーを見ればわかります。賢い選手は、『流れが悪くなった』と思う瞬間が誰よりも早い。いかに気づくかが重要です。いまは自分よりも頭の回転が速い選手の登場を楽しみにしながらプレーしています」

今年も遠藤は現役で走り続ける。所属するガンバ大阪ではチームの伝統を後輩たちにつないでいく使命も背負う。ガンバといえば、攻撃的なサッカーを想起する人が多いだろう。そのスタイルを築き上げた功労者は、02年から11年まで監督を務めた西野朗だ。

遠藤保仁

「攻撃的なほうが観ていて楽しいでしょう。プレーしていても楽しいですよ。いろいろな策を講じて常に相手のゴールに向かっていくところがサッカーの醍醐味ですから。ガンバの攻撃的なスタイルは、今後も継承していかなければならないと考えています。これはチームのフロントから選手、サポーターまでの一致した意見です」

遠藤の気負わない口調からは、いとも容易いことのように聞こえる。しかし、スタイルは一日にして成らず。時の経過とともに地道に練習の質と量を積み上げていくことでしか、到達できない。西野が監督在任期間の10年をかけてチームにアタッキングマインドを植え付けてきたように。また、遠藤がチーム在籍20年という長きにわたる挑戦のなかで信頼を勝ち得て、マスターオブガンバと敬称されているように。

遠藤保仁

今年が50周年の節目となる「ダーバン」はどうだろうか。デビュー当時から受け継いできたのは、「スーツづくりの技術」と「日本のビジネスマンに寄り添う想い」。宮崎県日南市に自社工場「ダーバン宮崎ソーイング」があり、裁断や縫製から仕上げまでを一貫して行っている。そこでは技術の伝承や技能の向上を目的にマイスター制度が設けられ、「Made in Japan」の誇りが継承されている。

「今後の日本代表のサッカーも守備的にはなってほしくないですよね。身体の小さい日本人に守る戦術は向かないと思っています。腰が引けたサッカーをしていたら、フィジカルで押されて負ける。身体能力で勝る相手に対して守りに入ると相手の土俵でプレーすることになる。そうならないためには、常に相手のゴールに向かう姿勢がないといけない。日本人の特長である俊敏性と団結力を生かして攻撃的なスタイルを築き上げるのが理想です。日本ならではの攻める戦術を磨き上げていきたいですね。いずれは指導者になっていく僕たちの世代がそこに大きく関与していけたらと考えています」

今回、遠藤は自身の哲学について縦横無尽に語ってくれたが、「自己分析ができない選手は上にはいけない」という考えも披露してくれた。

「自身のストロングポイントを必ず出すということです。一人ひとりの強みが集まってチームは完成します。これはサッカーチームだけでなく、会社という組織も同じではないでしょうか。試合に出て結果を残したいなら、普段から自分の得意な部分を見せておかないといけない。そのためには不断の努力が必要ですし、自己分析ができない限りは前に進めません」

例えば、日本の気候や風土、日本人の体型を知ること。「徹底的なシステム化の知恵」と「熟練職人の手仕事」を最良のバランスで組み合わせること。「ダーバン」も常に取り巻く環境やもてる力の分析を欠かさず、強みを磨き続けている。

遠藤保仁

えんどう・やすひと
1980年鹿児島県生まれ。鹿児島実業高校卒業後の98年、横浜フリューゲルスに入団。翌年、京都パープルサンガへ移籍。2001年、ガンバ大阪に加入。日本代表の国際Aマッチ出場数最多記録保持者。GK楢崎正剛のもつJ1最多出場記録631まで、あと1試合(2019シーズン終了時点)。

中村 憲剛

伝説をつくり出す者たちが見る、成功の先にある景色 中村 憲剛伝説をつくり出す者たちが見る、成功の先にある景色 中村 憲剛

Jリーグ屈指の強豪クラブを牽引する中村憲剛と、
日本を代表するスーツブランド「ダーバン」。
真に大切にしなければならないものを知る両者には、
共通する哲学があった。

「Forbes JAPAN Web」2020.02.28 配信記事より転載
Promoted by ダーバン / text by Hiroshi Shinohara
/ photographs by Shuji Goto /
fashion direction by Hiroshi Morioka /
hair & make-up by Toyo / edit by Akio Takashiro

長年にわたりJリーグの“顔”として躍動する川崎フロンターレの絶対的司令塔、中村憲剛。彼は不屈のメンタリティのもち主としても知られる。

昨シーズン終盤、選手生命の危機に立たされる大ケガを負った。左膝前十字靭帯損傷、左膝外側半月板損傷、全治7カ月。39歳の誕生日を迎えたばかりのレジスタに下された無情な診断は、日本中のサッカーファンを動揺させた。しかしやがてそれは安堵へと変わる。無事手術を終えると現役続行を宣言したからだ。

ここ数年の中村は、信じがたいほど質の高いパフォーマンスをピッチで表現してきた。JリーグのMVPを初めて獲得したのは、2016年、36歳のときである。17年にフロンターレを悲願の初優勝に導くと、18年には史上5チーム目となる連覇に貢献、自身、8度目のベストイレブンに選出された。なお進化を遂げているかのようだ。

中村 憲剛

「年齢を重ねても、本物の技術と豊かな創造力さえあれば、身体能力に勝る相手とも互角に戦えるのがサッカーの最大の醍醐味」。中村はピッチで己の信念の正しさを証明して見せた。このフロンターレのレジェンドは、サッカー人生最大の試練をも乗り越えようとしている。

20年1月某日、リハビリを終え、取材場所のクラブハウスに現れた中村は、本誌3月号掲載のスーツブランド、ダーバンと元日本代表の遠藤保仁とのコラボレーションページを一瞥すると、屈託のない笑みを浮かべた。悲壮感はない。

「ヤット(遠藤)さん、有能な経営者のようですね。スーツを着ると、やはり佇まいが違いますね」

遠藤とは、06年に日本代表でともにプレーした仲だ。試合の流れを読む戦術眼に驚かされたという。

「試合中にボールで会話ができる数少ない選手です。欲しいときにパスをくれるし、危険なスペースは消してくれる。インテリジェンスに溢れた素晴らしいプレーヤーです」

中村もまたゲームを支配する能力に定評があるが、本人は否定する。

「僕には、天性の才能などありません。だから、中村憲剛というプレーヤーがチームを勝利に導くために何をすべきか、俯瞰して考えることを心がけています。自分のプレーの意図をチームメイトが納得するまで話し合う。言語化することで、一つひとつのプレーの再現性が高まるのです。組織の中で自分の強みを生かすために、僕は、伝える力を磨きました」

中村には、グラウンドに戻らなければならない理由がある。

「僕の復帰を待ち望んでくれるサポーターが大勢いてくれる。フロンターレは川崎市民とともに成長してきたクラブです。みんなの支えがあるからこそ、ケガを受け入れ、克服しようと決断できたのです。この年でもカムバックできる先例をつくりたい」

フロンターレは、Jリーグの百年構想のロールモデルでもある。イベント、災害支援、多摩川の清掃……地域社会との交流を通してチームの誰もが人間的にも成長できたからこそ強くなれたと、中村は断言する。

中村 憲剛

「僕たちは川崎市民を笑顔にしたいと思って積極的に社会活動を行ってきました。でも、実際には、彼らから勇気をもらうことのほうが多かった。等々力スタジアムの2万6,000人のサポーターの大声援、テレビで応援してくれるたくさんの人々がどれだけありがたいか。だから、サポーターには試合そのものを楽しんでほしい。フロンターレは何年もかけてどのクラブも真似できない独自の超攻撃型のスタイルを確立しましたが、サポーターがつくったクラブでもあるのです。僕たちは彼らの期待以上のプレーをする義務があると思っています」

この誠実さと謙虚さを兼ね備えた人柄が、Jリーグ、川崎市民にとって中村を特別な存在にしている。

中村は、伝統と正統を重んじながらも、新たな時代を切り拓くため、常に挑戦を続けるダーバンにも強い共感を示す。

「ダーバンのような、日本を代表するブランドが“継承”というビジョンを掲げていることにとても感銘を受けています。フロンターレも地域の人たちと成長してきた伝統は守り続けなければなりません。同時にサッカーも社会活動も常にアップデートする必要があります。後輩たちにそれを伝えていきたいと思っています」

中村 憲剛

なかむら・けんご
1980年生まれ、東京都出身。中央大学文学部卒業。テスト生を経て川崎フロンターレへ入団。以降、川崎フロンターレひと筋で現在に至る。2016年には史上最年長となる36歳50日でのJリーグ年間最優秀選手賞を受賞しギネス世界記録に認定された。司令塔として17年、18年の川崎フロンターレのJ1リーグ2連覇に貢献。

電話 電話
取調取調
運転運転